テンプレートな迷走
先週の初め、progateにてJavaScriptのコースを一通り終えた(理解したとは言っていない)頃、そろそろ自分がメインに学び、使用する言語を決めなければならないのではないかというありがちな感情が去来した。
しかし自分がプログラミングで具体的になにをしたいのかが現状まだ決まっておらず、また、どの言語がどういった際に使用されているのか、その辺りも全然全く理解していなかったのであった。
丁度その頃は、はてなブログのおすすめ記事やはてなブックマークでPythonに関する記事が散見されており、読むと、その中でフロントエンドエンジニアと、サーバーサイドエンジニアという区分けがあり、Pythonはサーバーサイド側で使われると記述されていた。
要するにフロントサイドエンジニアとは、HTML、CSS、JavaScriptなどを使い、webページの表側、利用者の目に入る部分を作るエンジニア。
対してサーバーサイドエンジニアというのは、Java、PHP、Pythonなどを使い、webページに入力されたデータなどをサーバーとやり取りしたりする部分、いわば裏側の部分を作るエンジニアの事をいうらしい。
(…書いてて思うけど、サーバーサーバーって知ってるように言ってるけど、具体的にサーバーってなんなんだ…どこにあるの…?)
サーバーサイドエンジニア、裏方、カッケェ…となった自分は、早速初心者にも学びやすく、将来性に溢れ、かつ職場に最寄りのTSUTAYAで書籍が豊富にあるPythonを自分の学ぶ言語と決め、progateでのPythonコースもそこそこに、『独学プログラマー』を手にとった。
数日間は『独学プログラマー』片手にPythonの基礎を学んでいったのだが、1ヶ月間ほぼ毎日HTML、CSS、Javascriptの基礎をやっていた成果もあり、基礎の基礎の記述に関してはなんとなく対応できた気がしていた。
しかしそこで基礎ばかりやってきた弊害、「これは実際の実務でどういう使われ方をするんだ?」という疑問が頭をもたげてきた。
早速書店へ直行しPythonの本を探すと、機械学習、AI、スクレイピング、excelで自動化などの本しか無く、機械学習やAIの本をパラパラとめくってみたが、恐ろしく難解な数式が並んでおり、俺は何も手にとる事なく書店を後にした。
家に戻り情報収集してみると、
機械学習やAIの分野が急成長しており、それに伴い Pythonが使われる頻度が増え、サーバーサイドでも使われだしたが、日本はその限りではなく、Pythonを使うサーバーサイドエンジニアの求人は少ないらしい。
日本でサーバーサイドエンジニアをやるのであれば、RubyやPHPがとっつきやすいらしい。その他JavaやC、C++ってのも使われているようだ。
それでも自分はPythonを極めてやる…!
…とはならない所が弱いところで。なんとなくRubyってのは漲落傾向にあるらしく、聞き覚えのあるPHPを現在はProgateに戻って勉強中。
ただ、実際Pythonがすごく使われているのは間違いないらしく、いずれ『独学プログラマー』を開く日は必ずある事だろう。
今週はこんな感じで無駄にPythonに手を出し、ありがちに挫折した1週間です。